頭痛は予防や改善が可能

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、先日の、楽しい思い出いっぱいの北海道旅行のロス感がまだ残っており、暇を見つけてはメルカリで木彫り熊やアイヌ刺繍、さらには航空会社のマスコット商品など、眺める日々が続いています。

北海道の爽やかな空気と広大な大地が懐かしいぃ〜!!

 

さて、今回は「頭痛の改善につながる姿勢」について解説していきます。

頭痛になりにくい姿勢がわかるだけでなく、猫背の改善にもつながる内容です。

 

慢性的な頭痛は「偏頭痛」や「緊張型頭痛」が代表的で、改善したり予防することが可能な頭痛です。

いずれも、精神的ストレスや身体的ストレスにより筋肉が硬くなっていることが要因の1つとなります。

 

ですので、体に負担のかからない姿勢を意識したり、長時間同じ姿勢を続けないようにしたり、運動を取り入れたりすることで、頭痛の予防・改善につながるのです。

 

 

頭痛になりやすい姿勢は、体に過剰な負担がかかっている状態

頭痛になりやすい姿勢は、筋肉や関節に過剰な負担がかかっている状態です。

 







人間の頭の重さは体重の約8%

体重50kgの人であれば約4kgもの重さになります。

首の真上に頭があればその重さを受け止めやすいのですが、写真のように、下を向いたり前かがみになると、頭の重さに耐えるために筋肉が必要以上に頑張らなければならなくなります。

さらに、この背骨の位置が習慣化すると、首の筋肉に過剰な負担がかかり、ますます首コリ・肩コリ・頭痛につながります。

例えるなら、「りんご飴」のような状態です。









頭が「りんご」
首が「棒」
肩まわりが「棒を持っている手」
になります。

このまま「りんご」を傾けたらどうでしょう?

「棒を持っている手」に力を入れておかないと「りんご飴」が落ちてしまいます。
また、「りんご」と「棒」の境目がゆるむことも「りんご飴」の落下につながります。
それだけでなく、まっすぐ持っているときより「棒」本体の強度が必要になります。

これと同じことが、人間の体にも起こっているのです。

人間の体は、筋肉や関節が協調して体を支えたり動かしたり、足りない動きは補い合っています。


つまり、体に過剰な負担がかかった状態とは、そもそもの働き以上の働きを強いられる筋肉・関節が増えている姿勢ということになります。

この姿勢になると、筋肉は硬くなり、その部位の血流不足・酸素不足を引き起こし、肩コリや頭痛などの痛みとして感じられるようになっていきます。


身長を測る時のように、足からつむじまで地面と垂直に並ぶような姿勢が、頭痛の予防・改善につながります。

 

姿勢から始める健康づくり



私のお客様で、首まわりをほぐした瞬間、「血流が良くなりいつも感じていた頭の嫌な重さがなくなった」

と感動してくださった方がいました。

もちろん、これは一時的なものです。


仕事などで、やむを得ず不良姿勢が長くなることもります。

でも、「体に負担をかけない姿勢」を意識しておくことで、ふとした時に自身の不良姿勢に気付けたり、体が凝ってしまった時にストレッチで対処し次への対策を考えられるようになっていきます。

知っている、意識している、実践してみる、ことで体の改善につながっていくのです

ですので、今回このテーマでブログを書いてみました。

 

姿勢が崩れることによる弊害は、頭痛以外にも様々なかたちとなって現れます。

「体に過剰な負担がかからない姿勢」をとるためには、筋肉や関節がそれぞれの役割を十分に発揮しなければなりません。

筋肉や関節を十分に働かせ、適切な姿勢を保つことが、健康づくりへの第一歩として大切だと考えています。

 

頭痛の予防・改善には「体に過剰な負担がかからない姿勢」が必要です。

そして、それは猫背の改善にもなる美姿勢なのです。

 

最後に….

「体に過剰な負担がかからない姿勢」を意識し、頭痛の予防・改善と、美姿勢の両方を手に入れていただければ幸いです。

まずは、デスクワーク、家事、趣味、スマホに夢中になっているときなど、視線が下を向いたり、頭の位置が下がったときに、ぜひ「姿勢」のことを思い出してみてください。